ついに、みなさんにお届けすることができます!感慨無量です。
本著によって日本で初めて「応用インプロ」という言葉が紹介されることとなります。
応用インプロとは、インプロを応用した社会活動のこと。
福祉・ビジネス・教育など、さまざまな活動で活用されている
インプロの実践レポートやファシリテーションの解説、
すぐに使えるエクササイズなどがつまった本です。
多くのみなさんに手にとっていただき、ご活用いただけると幸いです!
本著は、7名の翻訳チームによって作成されました。
全員が「現場をもち+インプロ経験者」です。
私たちはチームで動くことで、原書の重要なポイントや用語の意味などを議論した上で、翻訳にあたりました。このやりとりが、すでにイエスアンドであり、共創的なものでした。
<インタビューシリーズ:翻訳者に聞く!>
ようやく出ました〜!
アマゾンでは取り扱っていませんので、
演劇関係本の取扱店や
晩成書房に直接お問い合わせください。
本書は、ワークショップのファシリテーターをやってみたい方/やっているけれど上手くいかずに悩んでいる方/さらにスキルアップしたい方を対象に、インプロを応用したワークショップの実践記録とファシリテーターの「秘密技」を公開し、ファシリテーションのHOWに応えようとしたものです。
(中略)
このHOWをどのように抽出して文章化するか。これが本書の大きな課題でした。表面的なワークショップの構造や理論的背景ではなく、「生身の参加者」に対してどのように関わったら効果的なのかという「テクニック」であり「対処方法」つまり熟達したファシリテーターの「秘技」とも言えましょう。しかし熟達したファシリテーターやワークショップの指導者は、なかなかその「秘技」を披露してくれません。それを教えてしまったら、自分の食い扶持がなくなるかもしれませんから、それは当たり前のことです。そこで僭越ながら、絹川の実践をたたき台に、ファシリテーターがワークショップ中に「決して参加者には言わないけれど、工夫している点」を包み隠さず書き記すことにしました。
私としては、大事な商売道具の種明かしとなりますので(マジシャンが手品のネタを明かすのと同じように)、この先商売をやっていけるのかどうかちょっと心配になりますが(苦笑)、一般的に行なわれているファシリテーションやインプロを応用したワークショップの質向上を考えると、そんなセコイことは言っていられないなと思っています。
「あとがき」より
中小路久美代・進藤浩伸
山本恭裕・岡田猛 編著
あいり出版
第10章「函館市立博物館におけるワークショップ実践研究」の中で、絹川が実施した即興演劇ワークショップの実践が紹介されています。
またファシリテーターの視点からの文章を書きました。
「ワークショップリーダーへの道」
晩成書房
*本著はただいま品切れです。
再版の要望が増えると、
再版できるかもしれません!
「気持ちが伝わる声の出し方」
角川書店
「ザ・オーディション」
マイケル・ショトレフ
翻訳:絹川友梨
「俳優のためのハンドブック」
〜明日、舞台に立つあなたに必要なこと〜
フィルムアート社
翻訳:絹川友梨
「フリープレイ」
〜人生と芸術における
インプロヴィゼーション〜
スティーヴン・ナノマノヴィッチ
翻訳:若尾裕 出版協力:絹川友梨