まだまだ具体的な内容は検討中なのですが、
今年から新しくスタートするプロジェクトを紹介します。
１）教員研修プロジェクト
ある県の教員研修にインプロが導入されることになりました。
教員の経験年齢によって、問題となる部分が異なりますし、それぞれの研修にも意図するゴールがありますので、研修センターの方々からリサーチを行いながら、目的に沿った研修内容をカスタマイズしていきます。
今までも教員研修はいくつか行なったことがありますが、それらのほとんどは単発で行なってきました。今回は１年間を通して関わることができるということで、長期的なビジョンをもったものにしたいと考えています。
２）認知症支援プロジェクト
インプロを用いた支援者支援のプロジェクトがスタートします。
自分の経験値からすでに、インプロは認知症の症状の緩和に役立つこと、支援者の方々が「イエスアンド」のコミュニケーション方法を知っていると、コミュニケーションがより楽しいものになることを感じていました。このプロジェクトでは、自分の経験値はもちろんのこと、専門家や他県で認知症カフェを実施している方々からもお話しを伺い、フィールドワークをしながら、即興演劇を通した適切なアドバイスや研修ができたらと考えています。
３）応用インプロ翻訳プロジェクト
2018年に出版された「Applied Improvisation」という著書を、
翻訳出版することになりました。日本で翻訳チームを結成し、絹川は総監修と翻訳者として関わります。現在、イギリスの出版社や編集者たちと議論を重ねています。日本の企業、福祉関係、教育関係の方々に、かならず意義ある本になること確実ですので、どうぞ楽しみに待っていてくださいませ。