わたしの実家は田舎で、投票所は神社敷地内の会館でした。
車を止めたら砂利道(+土)をしばらく歩かなくてはなりません。
でも水たまりがいっぱい。めちゃくちゃ足元わるいです。
うちの父のように杖をついてヨボヨボ歩く者にとっては、そもそも投票所にたどり着くまでが大変。
車から降りた父に傘を差しかけても、すでにびしょ濡れ、足元ドロドロ〜。
一方、室内の自治会の人たちは厳かに「す〜ん」って座ってます。
わたしは自治体の人たちに「あそこの水たまりをなんとかするとか、車で近くまで入れるようにするとか、雨の対応をしてくださいよ〜。年寄りはここまで来るだけでも大変なんだから〜」と言いました。
しーんとしてる投票所にわたしの声が響きました。
父は「お前はうるさい。もういいから」と言いました。
でもわらわらと人が集まってきて「すみませんでした」と言われました。
なんとその中に同級生の沢地くんがいて(40年ぶりの再会!)、
「声が大きいと思ったら、おまえか〜。元気か〜」と言われました。
「演劇やってるからね(笑)。」
「私たちはいいから、これから来る人たちのために、投票所に来やすいように対策をしたほうがいいよ。
水たまりに板を置くとかできないかな〜」と言いました。
自治体の若い人たちが外に出ていって対応しているようです。
良かった。
選挙の内容も大事ですが、投票に行きやすい環境づくりも大事。
もっと工夫できるんじゃないかな。