みなさま、いかがお過ごしですか。ずいぶん涼しくなりました。
校長先生がブログでまとめてくださいました。https://tokiwamatsu.ed.jp/headmaster/31334/
~先生方の感想より~
・相手に興味(好奇心)をもって、前向きにあたたかく会話をすることが大切であると感じました。
・人とのかかわり方の基本として、大切なことを再確認できました。自分はまだまだです。最後にやった5人組のつなげるフリートークみたいな時間は子どもとやっても面白そうです。
・ざっくばらんな雑談を立場関係なくし合える環境があると、円滑に物事が進むと思いました。
・教員という立場で子どもたちと接する時はいろいろ気をつけていることが普段からあるが、職員会議など「対大人」の時も気をつけるべきことの本質は同じかもしれないと思った。
・職員室や教室で、相手に「Yes and」を多用してみようと思います。
茨城県下妻の山中で、合宿形式ワークショップを行いました。緑豊かなところで、温泉付き・地ビールあり。参加者は教育関係者が多かったかな。普段のワークショップでは、終わったら、参加者の皆さんとは「さよなら」ですが、今回は夕飯や宿泊中にお話しする機会がありました!
それぞれの方々と、束の間ではありますが、人生のクロッシングできて嬉しいかったです。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。企画・運営の正保先生にも感謝です。気がついたら写真撮り忘れていました。
23年12月7/14日に、きぬがわゼミ生15名による即興演劇の公演を行いました。学内に設置した「アイデアボックス」にいただいたお題を使って、その場で演劇を創作するスタイルです。ゼミ生の即興的な演技は、一般的に行われている「インプロ」の演技とは質が異なるもので、あらたな即興演劇の地平線を見せてくれるものだと感じました。詳しくはこちらへ「桜美林大学芸術文化学群演劇・ダンス専修きぬがわゼミ」https://www.facebook.com/groups/kinugawalab
インプロ初心者、インプロ経験者、インプロを教育に活かしたい方々、演劇関係者など多くの方々にお集まりいただきました。金沢でのインプロ文化を、今後も継続的に盛り上げていきたいと願っております!
今年も、俳優さん対象のワークショップを実施しました。ワタシが俳優さんに提供できるのは、いくつか、なかなか普段の稽古では試すことのできない経験です。例えば、ツールとしての言葉にべったり着いている意味をひきはがし、自分と言葉の距離を変えることで、あらたな表現の可能性を見つける作業など。加えて今年は、創造性のメカニズムや認知心理学の知見もお伝えしました。
本学の卒業研究公演で、スタンダップコメディを取り上げたのは、田中さんが初めてだと思います。トークだけで60分間お客様を惹きつけ、笑わせて・泣かせて、素晴らしい公演でした。
とても刺激的な企画でした。後日、レポートが提出されるようです。
2023年3月26日(日)に「ファシリテーター養成」講座(最終回)を行いました。
2023年4月1-2日に、久々に福岡でワークショップを行いました。
「ディバイジング」とは集団創作のこと。カリスマ的な演出家や劇作家をもたず、俳優たちが主体的に創作する手法です。この卒研ではインプロの「イエス・アンド」の考え方を重視し、ハラスメントのない健康的かつ建設的な稽古場づくりにつとめ、創作のプロセス自体をも作品とする実験的なアプローチが行われました。このような表現方法は、今後、若いアーティストの中で行われるようになるだろうと予感しています。
兵庫県豊岡市に1週間滞在して、芸術文化観光専門職大学の2年生32名を対象に、即興劇(インプロ)の集中授業(1日6時間!)を行いました(https://www.at-hyogo.jp/)。
いろいろ大変なこともあったのですが、平田先生や田上さんにアドバイスをいただきながら、できるだけ丁寧に取り組むことを心がけました。最終日は「ここで学んだことを使って15分で自由に構成・発表する」という課題で発表を行いましたら、現代の若者らしいユニークな作品が8つ生まれました。学びに真摯に向かう学生さんたちの姿が印象的でした。学生さんのこれからの活躍が楽しみです!招聘くださった平田先生、常にサポートしてくださった田上さんに深く感謝します。この集中講義は、カンジヤママイムの藤倉さんとダブル講師でした。一見マイムとインプロは、異なるカテゴリーの表現形態のように見えますが、今回は2つのアプローチが絶妙に関連しあっており、私的にはとても興味深い指導内容となりました(学生さんが感知したかは不明ですが)。
ある晩は、山内健司さんに江原河畔劇場を案内していただきました。レトロと現代デザインが素敵に融合した気持ちのよい劇場で、山内さんとお会いできたのも嬉しくて、つい深夜まで話し込んでしまいました。豊岡には素敵なものがたくさんあって、もちろん城崎温泉や城崎アートセンターにも行きたかったのですが、今回は余裕がありませんでした。次に来る時は、観光時間を確保したいと思います(どうやら井坂くんが豪邸に住んでいるらしいですし)。新幹線からの大学は、夜なのに輝いていました。
演出家・劇作家の鐘下辰男さん主宰劇団「ガジラ」ワークショップに参加する俳優さんたちを対象に、インプロヴィゼーションのワークショップを行いました。ここでは台本のある演劇に役立つ即興性に焦点をあてて、さまざまな視点からエクササイズを行い、議論を重ねました。
台本があろうがなかろうが、舞台上の俳優は「活きる」必要があります。スタニスラフスキーシステムでもメソッド演技でも、即興的エクササイズを通して、演技を体得していくではありませんか。しかしスタニスラフスキーもストラスバーグも「即興的であるとはどういうことか」ということに関しては、あまり言及していません。それはもしかしたら即興的であることが、あまりにも日常的であり、誰にでもできることと考えらていたのではないかとも思います。もちろん日常わたしたちは即興的に生きていますので、わたしたちは即興の名人なはず。しかし舞台や稽古場で「即興でやってみて」と言われても、多くの俳優は「それは難しい」と感じているのではないでしょうか。さて、わたしは日常の即興と舞台上の俳優の即興は異なると考えています。そして舞台上で即興的であるためには「スキル(つまり練習で体得できるもの)」が必要だと考えています。長くなりましたが、このような理由で、台本のある演劇を行う俳優さんたちにも、ぜひインプロヴィゼーションのスキルを学んでいただきたいなぁ〜と考えております。
絹川ゼミ第1期生12名が、即興劇に挑戦しました。インプロには「マエストロ」というスタイルがあるのですが、それを探究する内容となりました。学内に「アイデアボックス」を設置して、学生さんたちから広くお題をもらうなど、刺激的なアイデアが出て、絹川としても刺激的な公演となりました。
桜美林大学の学生さん(演劇ダンス)と一緒に、即興劇「Toi Toi Toiー過去と未来の間にうまれる、まだ誰も見たことのない演劇」は7スタージ全満員御礼にて、終演いたしました。今までにない、人を感動させる即興劇が誕生した瞬間でした。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!
応用インプロの実践をまとめた「Applied Improvisation」の邦訳です。この本が出版されて「これは面白い!日本の方々にも知ってほしい!」と思って、自らプレゼンして翻訳出版にこぎつけました。ぜひお手にとってご覧ください!
Applied Improvisation Network(AIN)2020年より理事を務めておりましたが、任期終了につき退任いたしました。関係者の皆様には大変にお世話になりました。今後もAINの会員として、引き続き活動を継続してまいります。どうぞよろしくお願いいたします(2022年)
4年間勤めました「International Theatresports Institute」のアジア支部長の任期が終了しました。お世話になった皆様、ありがとうございました(2022年)。